穴子とうなぎの違いは 代用する事ってできる?
穴子とうなぎにはどんな違いがあるの?
穴子とうなぎは細長い魚という事で
一見似ているように思えるけども、
穴子とうなぎの違いには
どんなものが存在しているのだろうか?
また、
穴子でうなぎの代用を行う事は
可能となっているのだろうか?
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穴子とうなぎの違いはこうなっている
穴子とうなぎの違いについてはまず
それぞれの特徴を見てみようかと思う。
穴子の特徴
生物学上の分類:
ウナギ目 アナゴ科 アナゴ属
生態:
深海で誕生し
成長すると陸地の沿岸の浅瀬に移動して
数年間過ごすようになる。
産卵の時期になると深海に戻って卵を産む。
身体的特徴:
体長はオスが40cm、
メスが90cmの円筒形の体形
薄茶色で側面に白い斑点があり、
背びれの下にも白い点が一列に並んでる
上あごが出ている
尾びれがとがっている
鱗がない
エラ呼吸
うなぎの特徴
生物学上の分類:
ウナギ目 ウナギ科 ウナギ属
生態:
深海で誕生して
成長したら川や湖などの淡水に移動して
数年間過ごすようになる。
産卵の時期になると再び海に出て
深海で卵を産むようになる。
身体的特徴:
体長は60cm程度の円筒形の体形
黒に近い灰色
下あごが出ている
尾びれに丸みがある
皮膚に埋もれた小さな鱗がある
皮膚呼吸とエラ呼吸の両方を行う
こうしてみると穴子とうなぎの違いは
結構あるものだと思うし、
ぱっと見は似ていると思うけども、
細かいところを見ていると
違いを発見する事ができる。
そして、
穴子とうなぎは同じウナギ目の魚だから
遠い親せきと呼べなくもないかと思う。
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穴子でうなぎの代用をすることはできるのか?
細かく見れば違いがある穴子とうなぎだけど、
一応形は似ているし同じウナギ目の魚だから
穴子でうなぎの代用をする事はできないか?
という疑問については正直言って難しい。
なぜなら、
穴子とうなぎに含まれる脂肪の量が
うなぎ:19.3g
穴子:9.3g
となっていて
うなぎは脂肪が多い分
こってりとした味わいになってるのに対し、
穴子は脂肪が少ないので
あっさりとした味わいとなっている。
なので、
穴子はうなぎと比べたら
どうしても淡白な味わいになってしまうので、
穴子をうなぎの代用として蒲焼にしても
うなぎのようなジューシーな味は出せない。
脂肪の量によって適した料理というのは
違ってくるので、
穴子をうなぎの代わりに使っても
うなぎと同じような味にはならないという事。
穴子とうなぎの違いまとめ
穴子とうなぎの違いについては以上。
近年うなぎの絶滅が危惧されてる事から
「穴子で代用できないか」
と思うかもしれないけども、
穴子はうなぎと比べて脂肪が少なく
味も違ってくるので、
簡単に代用する事が出来ないのが現状。
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